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CM-5.3 サイクロンを用いたチェーンの洗浄

必要な工具

ここでは、ParkTool CM-5.3 サイクロン を使用したチェーンの洗浄方法について解説しています。

基本的なプロセスは他のチェーンクリーニングシステムにも応用する事が出来ます。

チェーン用潤滑剤などの影響でチェーンに付着した埃や泥、砂などの汚れは、チェーンピンやチェーンプレート、またスプロケットなどの消耗の大きな要因となります。
右図は、チェーンに付着した汚れを200倍に拡大したものです。それらの汚れを分解し、きれいに洗浄するために、専用のディグリーザーと呼ばれる洗浄剤を使用する必要があります。ParkToolでは、CM-5.3 とCB-2 チェーンブライトを使用する事で、これらのチェーン汚れを簡単に洗浄する事が出来る工具をご用意しています。

チェーンの洗浄を行う前に、作業場の準備が必要です。チェーンの洗浄においては、洗浄液や汚れが飛び跳ねる事がありますので、汚れても良い服装やエプロン、また保護メガネを装着してから作業します。

チェーンに付着した汚れ(200倍)
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ParkTool CM-5.3 とCB-2を使用して分解、洗浄後のチェーンに付着した汚れ(200倍)
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下側のチェーンが地面と水平になるようにリペアスタンドに自転車を固定し、スムーズに作業できるようチェーンを以下のような状態に移動します。

【フロントダブルチェーンリングの場合】

フロントがインナーチェーンリング、リアがトップギアになるようにチェーンを掛けます。


【フロントトリプルチェーンリングの場合】

フロントがミドルチェーンリング、リアがトップギアになるようにチェーンを掛けます。

下側チェーンの下方向からCM-5.3 を設置し、大きなローラーブラシの中にチェーンを押し込みます。

注意:チェーンが完全に大きなローラーブラシの中に入っており、小さなローラーブラシがチェーンのインナーリンクプレートに掛かるように設置してください。

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CM-5.3 サイクロン のトップカバーを取り付け、左右のクリップでしっかりと固定します。
初めて作業する場合、そのままの状態でクランクを逆転させ、作業の練習をしていただくと良いでしょう。
CM-5.3 サイクロン を左手でしっかりと保持し、右手でクランクを持ってゆっくりと逆転(半時計方向)させます。CM-5.3 をしっかりと正しい位置に保持できない場合、チェーンがスプロケットから外れる事がありますので注意してください。

作業準備ができたら、CM-5.3 サイクロン のトップカバーにある挿入口からCB-2チェーンブライトを指定ラインまで注ぎます。CB-2以外でも市販のチェーン用ディグリーザーを代用していただく事も出来ます。

注意:灯油やガソリン、ベンジンやシンナーなどは絶対に使用しないでください。

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CM-5.3 サイクロン をしっかりと保持し、クランクを逆回転させます。
30回転を目安に作業を行い、汚れの度合いによって適宜作業時間を調整してください。
この際、洗浄液や汚れが飛び跳ねる事がありますので、十分に注意して作業してください。

十分に汚れが落ちた事を確認したら、CM-5.3 サイクロン をチェーンから取り外し、洗浄液を廃棄します。CM-5.3 サイクロン を一度洗浄し、もう一度チェーンに取り付けます。指定ラインまで中性洗剤を希釈した水溶液を注ぎ、再度クランクを逆回転させて、チェーンに付着したディグリーザーをきれいに洗い流します。

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CM-5.3 サイクロン をチェーンから取り外し、チェーンをウエスで拭き取ります。

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チェーンと共にスプロケットを洗浄する際には、ParkTool GSC-1 ギアクリーン やウエスを使用して歯先に付着した汚れを除去します。

チェーンを完全に乾燥させ、CL-1 チェーンルブ やその他のチェーン用潤滑剤をチェーンに塗布します。

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