技能試験対策 不安を無くすポイント Vol.8/8

皆様こんにちは。
電工試験の虎メール 技能試験対策編 Vol.8をお送りします!

今週末がとうとう試験本番です!
技能試験対策はばっちりですか?

スキマ時間を見つけて苦手な作業を練習したり、移動時間中に動画を見てイメージトレーニングしたりなど、まだまだできることはありますので最後まで頑張りましょう!

ですが、ばっちり対策をしていても試験本番では何が起こるかわかりません。
緊張のあまり手が震える、普段と違う手順で施工してしまう、何か間違っている気がする…など練習ではなかったミスや不安が起こりやすいです。

ですので、少しでも当日の不安を無くすためのポイントをご紹介しておきます。

■欠陥の判断基準をもう一度確認する

試験センターが公表している「技能試験の概要と注意すべきポイント」は皆さん自分の目で一通り確認していますか?

しっかりと確認していたつもりでも、試験本番では施工中に「あれ、この状態って欠陥だったっけ…」と自分の施工に自信が持てなくなりがちです。
一度、疑問に思い始めると試験時間中に修正に取り掛かるべきか…ただ欠陥じゃなかったら時間がもったいない…と悩み始めてしまいます。
欠陥であるのならすぐにでも修正に取り掛かるべきですが、欠陥かどうか悩んでいる間にどんどん時間は無くなっていきます。
そうならないためにも、試験前にしっかりと欠陥の判断基準を把握しておきましょう!

■技能試験の過去問の出題形式を確認しておく

技能試験の過去問を見たことはありますか?
過去問を見てみると電工試験の虎といくつか異なっている点に気づくはずです。

というのも、器具間の電線長さ、接続方法、その他施工条件は当日の問題用紙で公表される部分ですので、電工試験の虎で解説している内容は「あくまで予想した内容」となります。
試験当日は問題用紙で指定されている通りに施工しないと欠陥となってしまいますので、試験前に過去問で試験当日の施工前にどこに注目して確認しないといけないかというところをチェックしておきましょう!

■焦らないこと

技能試験本番の秘訣は、緊張して焦らないことです。

今まで受験された多くの方から緊張したという声を聞いております。
出来る限り緊張が解けるよう、本番の様子についてお知らせします。

試験では、以下のものが配られます。
・問題文(施工条件が記載されています)
・材料(器具・電線が必要分、箱に入れられています)

試験開始前に箱の中の材料がそろっているか確認する時間が設けられます。
確認の段取りや試験の注意事項などについては当日、試験官の指示に従いましょう。

材料の確認後に試験がスタートし、全員が一斉に試験モードに入ります。
開始直後にいきなり電線を切る音などが聞こえてきますが、まずは焦らずに問題用紙に書いてある施工条件を確認し、きっちりと複線図を描き上げましょう。

緊張して焦ってしまうことは自然なことです。
ですが、焦ったまま試験に取り組むのではなく、出来る限り落ち着けるように深呼吸を忘れないようにしてください。

最後になりましたが、来週の配信で筆記試験後同様、技能試験終了後にアンケートを行います。
今後の虎サイトをより良くしていくために、電気工事士試験全体を振り返ってのご意見・ご感想もお聞かせいただければ幸いです。

それでは、最後まで諦めずに試験に取り組みましょう!
皆様の合格を心より願っています!

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