候補問題の練習 Vol.4/8

皆様こんにちは。
電気工事士試験 技能試験対策編Vol.4をお届けします!

先週は実際に工具を扱う練習をご案内しましたが、実際に使ってみた感触はいかがですか? 作業に慣れるためにも、毎日5分でもいいので前回お伝えした単位作業を練習してみてくださいね!

■単位作業の次は候補問題

さて、今回からは候補問題の練習に取り掛かりましょう!
候補問題に取り組む前に、試験本番と同じ環境を作って練習することが大切です。

試験本番と違った環境で練習していると、試験会場と自宅での練習との勝手が違いすぎて、上手くできなかった…
ということにもなりかねません。

なので今回は、本番に近い状態で練習に取り組むためのポイントをご紹介します!

・欠陥事例を確認する癖をつける

前回もご案内しましたが、技能試験において施工の欠陥事例は必ず確認しておきましょう。

一般財団法人 電気技術者試験センターより「技能試験の概要と注意すべきポイント」が公表されています。
練習中に欠陥を見逃さないために、よく確認しておきましょう!

・作業スペースを揃える

本番で使用される机は大学の机や事務用の長机が一般的です。そこに工具や電線を置くと意外と作業に使えるスペースは限られてしまいます。
ですので、ご自宅で練習する際は限られたスペースで作業するということを意識しましょう! 使わない工具はケースにしまう、ゴミは適宜捨てるなど片付けながら作業をする練習をしておくと狭いスペースでも有効に使うことができますよ!

・時間を計ろう

作業環境を整えたら、次は時間を意識して練習しましょう。
技能試験は40分内に施工を完了させないといけません。
まずは材料・工具を作業スペースの周りに揃えて作業をスタートし、作業にかかる時間を計ってみましょう!

40分での作業スピードがイメージ出来ない場合は、ノーカット版の動画を参考にしながら作業するのもオススメです!
ノーカット版の動画は、作業スペースの条件を整え、試験本番をイメージして作業しています。作業スピードや、作業全体の雰囲気を知りたい時にはぜひご覧下さい!

まずは自分の作業時間を知ることが大切なので、始めのうちは40分で完成できなくても大丈夫です。

作業に慣れることで40分以内に作業を完了できる方も多いです。
スピードアップのコツは毎日工具に触れて慣れることです。焦らずに1問ずつ取り組んでいきましょう!

また、技能試験は慣れない試験形式のためわからないことも多いと思います。
その時は「よくあるご質問」をご活用ください!
過去の受験者から頂いたご質問について紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

『よくあるご質問』

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