時間短縮のポイント Vol.6/8

皆様こんにちは。
電気工事士試験 技能試験対策編Vol.6をお届けします!

練習の進み具合はいかがでしょうか。
少しずつ作業に慣れ、最初の頃よりも短い時間で候補問題を完成できている方もいらっしゃるかと思います。
ただ、段々慣れてくると、ミスをしてしまいがちになります。
スピードよりもまず確実に正確に完成させることを目標にしましょう!

■時間短縮

試験時間は40分です。
今回は作業時間を短縮するためのポイントをお伝えします。

・電線

作業に時間がかかってしまう方は、電線が曲がったまま作業していませんか?
電線がねじれたり、曲がっていたりすると、被覆のストリップにもたついたり、力の入れ具合が変わったりします。
心当たりがある方は、最初に『電線を真っ直ぐに直す』ことを追加して取り組んでみましょう!

«電線の簡単な整え方»

1.タオル(布)で電線を包んで握ります。

2.軽く握ったまま、しごくように伸ばします。

電線の伸び具合はこの写真を目安としましょう!

このように電線をまっすぐ整えておくだけで、電線のストリップだけでなく後々の圧着接続や差込型コネクタへの挿入などもスムーズに行えるようになります。

・工具の使い方

作業でミスをしておらず、電線も真っ直ぐに作業しているのに時間短縮できない…という方は、工具の使い方に問題があるかもしれません!

基本的な握り方からストリップ、のの字曲げのやり方、スケールの使い方などをこちらの動画で紹介しています。

是非一度、自分の工具の使い方が合っているのか見直してみましょう。

あとは、候補問題に取り組む中で特に時間がかかっているところを見直すのも必要なポイントです。
例えば、複線図を描き上げるのに時間がかかっているなら、もう一度複線図対策を復習する。
ランプレセプタクルの結線に時間がかかるなら、その単位作業だけを集中して練習する…など、自分が苦手なところを集中して取り組むのも時間短縮には効果的です!

次回は試験当日の持ち物についてご紹介します。
試験まであとわずかとなりましたが、頑張っていきましょう!

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