試験当日をイメージ Vol.7/8

皆様こんにちは。
電気工事士試験 技能試験対策編Vol.7をお届けします!
今回お伝えする本番の様子をイメージしながら候補問題の練習に取り掛かりましょう!

■試験の作業スペース

試験会場は筆記試験と同様に大学の講義室などがよく使用されます。
椅子・机が多く並んである会場で、全員が座って作業を行います。
机に関しては、3人がけの長机の両端に座って作業をするパターンが多いようです。

「練習よりも狭くて作業がやり辛かった。工具を置く場所にも苦労した。」
など、自宅の練習環境と本番の作業スペースのギャップに戸惑う受験生も多いです。
ですので、ご自宅で練習する際も限られたスペースでの作業を想定して練習してみましょう!
限られたスペースをうまく使うコツは、使わない工具は工具ケースに戻す、ゴミは都度回収する・・・など、作業をしながら机の整理を行い、作業スペースに必要なもの以外何も置かないようにすることです。

ちなみにノーカット版の動画では、出来る限り机の整理を行いながら、作業スペースを確保するように作業をしています。ぜひ、参考にしてみてください。

試験会場によっては、机の天面が傾斜していることもあります。
動画のように布尺やゴミ袋などをテープで机に貼り付けておくと、作業スペースの確保だけでなく落下防止にもなりますよ!

■試験当日の持ち物

試験に持ち込むものも今のうちにチェックしておきましょう!

◎必ず用意するもの

・受験票

・筆記用具

・工具一式

・時計(普段腕時計をしない方は忘れずに!)

試験は試験監督の時計を基準に行われますが、各自時計を持ち込んで時間配分を確認できるようにしましょう!

筆記用具はシャープペンシル・鉛筆の他に、3色ボールペンを持ち込むこともオススメです。
3色ボールペンであれば、複線図でリングスリーブのダイスサイズや電線の色を指定する際にペンを持ち替える時間を短縮したりすることも出来ますよ!
ちなみに技能試験でも試験前に受験番号などをマークシートに塗って提出する可能性がありますので、必ずシャープペンシル・鉛筆は必要です!

〇あれば良いもの

・タオル(電線を伸ばすため)
※詳しい使い方は、技能試験対策編vol.6をご参照ください

・ハンカチ・絆創膏
技能試験では、緊張や焦りで指を切ってしまう等、ケガをする人も見られます。
そんな時に慌てないようにハンカチや絆創膏などを持っていくことをオススメします。

・上着
試験会場では、空調が調整できないことがほとんどです。
寒すぎる、暑すぎるなどご自身の体調に合わせて温度調整可能な上着などを用意しておくことをおススメします。

・マスキングテープ
布尺や支給されるごみ袋を机に貼り付けるなど、作業場の省スペース化のためにマスキングテープがあると便利ですよ!

■持ち込み禁止の物

逆に、試験本番で使ってはいけないものも紹介しておきます!

・自分で持ち込んだ器具・電線
器具・電線は全て試験会場で配布されたものを使用しますので、リングスリーブなどご自身で持ち込んだ器具・電線を使用するのは、禁止されています。
また、確認用にランプレセプタクルや露出型コンセントのカバーを持ち込んでもいいですか?という問い合わせをたまにいただきますが、これも器具に該当しますので持ち込まないようにしましょう。

・電動工具、計測機
電動のドライバーなどの電動工具や、回路計(テスター)などの計測機器を試験で使用することは出来ません。試験本番では決して使わないでくださいね!

最後に、試験会場までの道順は頭に入っていますか?
試験会場には駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用下さい。
また、広い会場だと自分の座席を探すのに苦労します。
時間に余裕をもって会場につけるように道のりを前もって調べておきましょう!

ラストスパート、がんばりましょう!!

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