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静電気対策の森

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維持管理

静電気対策アイテムやグラウンドへの経路は定期的に点検し正しく機能していることを確認してください。それぞれのアイテム・システムには検査方法と点検頻度が規格の上で規定されています。また、保護区域内の作業者への教育・訓練も定期的に行ってください。

推奨される点検頻度(参考:RCJS-5-1)
静電気対策品 点検頻度
リストストラップ 毎日
履物
EBP / EPAグラウンド設備 毎月
作業用具・工具類
イオナイザ
作業表面・棚 3ヵ月ごと
衣服 半年ごと
静電界

ESD保護アイテムに対する要求事項(RCJS-5-1:2016より)

【アイテム個別の要求事項】
  端子間抵抗 Re
または点間抵抗 Rp(Ω)
EPAグラウンド抵抗、または
グラウンド可能接続点への抵抗 Rg(Ω)
電荷減衰※(4)
作業表面、保管棚、
トロリー及びカート
1×104≦Rp≦1×1010※(5) 7.5×105≦Rg≦1×109※(5)  
  ≦Rg<1×109最小値※(1)(2)  
椅子   Rg≦1×1010  
衣類 1×105≦Rp<1×1011    
手袋、指サック   ※(6) ※(6)
着用していないリストバンド Rp≦1×105    
リストストラップ
グラウンドコード
7.5×105≦Re≦5×106※(3)    
履物   Rg<1×108 最小値 ※(7)  
工具   Rg<1×1012 ※(1)  
イオナイザ     1000Vから100Vまでの減衰時間が最大20秒
【システム要求事項】
着用したリストストラップ
(リストストラップシステム)
  7.5×105≦Rg<3.5×107  
着用した手袋と指サック   7.5×105≦Rg<1×1012 初期値(Max1000V)から初期値の10%まで2秒未満
金属プレート上で着用した靴   1×105/(片足)≦Rg<1×108※(2)  
人体 / 履物 / 床システム   Rg<1×109Ω※(2)及び人体電位<100V
(5個の最高点の平均)
 
工具システム     初期値(Max1000V)から初期値の10%まで2秒未満

【包装の要求事項】(RCJS-5-1より解釈)1×102<Rs※(8)<1×1011 電荷減衰:初期値(5000V)から1%まで2秒以内※(9)

【静電気管理衣類】(JIS C 61340-4-9による推奨値) Rp<1×1011

【グラウンド可能接続点付き衣類の要求事項】(JIS C 61340-4-9による推奨値)Rg<1×109※(10)

※(1)…ESDSを保護するための最小抵抗値というのはない。しかし安全性確保のために、最小抵抗値が必要な場合がある。関連の国内基準、IEC61010-1、IEC60479、IEC60536、IEC60364を参照。

※(2)…人体接地の基本的な方法として履物 / 床システムを使用する場合の下限抵抗値は、人体安全性を考慮してESDコーディネータが決定する。(RCJS-5-1 5.5項及びIEC 61340-4-5を参照)

※(3)…最大のEPAグラウンド抵抗値は、250V(ac)、または500V(dc)当たり最小7.5×105Ωの抵抗を確保するために増加することがある。(通常1×106Ω)
抵抗は、250V(ac)、または500V(dc)当たり1/4Wの最小電力定格をもつようにする。

※(4)…表面抵抗、点間抵抗、グラウンド可能点への抵抗が1×1010Ωを超える場合、または材料が均質でないもの、または絶縁性部位を持つ構造の場合は必須となる。

※(5)…ESDコーディネータが承認した場合には、規定された下限抵抗値以下の抵抗は許容される。

※(6)…システム要求事項の着用した手袋と指サックを参照。

※(7)…人体 / 履物システムの要求事項を参照。

※(8)…Rs:表面抵抗

※(9)…表面抵抗が1×109Ωを超える場合必須となる。

※(10)…人体接地の基本的な方法として、衣類を使用する場合には、合成抵抗はESDコーディネータが決定する。
その推奨値は<3.5×107Ωである。(RCJS-5-1 5.5項及びRCJS-TR-5-2 5.3.3.8.2.4項)