候補問題No.3

2024年 候補問題No.3の施工方法

 

材料・複線図・施工についての注意

電線の種類・色、器具間の寸法、準備物などは候補問題からホーザン(株)が独自に想定したものです。
実際の試験では出題内容に従って施工してください。当社は責任を負いかねますのでご了承願います。
複線図の電線接続箇所は全てリングスリーブの場合を想定して記載しています。

準備物

電線

  • KIP 8mm2 500mm
  • VVF 2.0mm×3芯 450mm
  • VVF 2.0mm×2芯 450mm
  • VVF 1.6mm×3芯 350mm
  • VVF 1.6mm×2芯 1700mm
  • IV 5.5mm2(緑)200mm
  • IV 1.6mm(緑)100mm

器具

  • ブロック端子3P(大)1個
  • ブロック端子2P(大)1個
  • ランプレセプタクル 1個
  • 引掛けシーリング 1個
  • 単極スイッチ(埋込型)2個
  • 接地極付コンセント(埋込型)1個
  • 埋込連用取付枠 1個
  • アウトレットボックス 1個
  • ゴムブッシング(19)4個
  • リングスリーブ(小)3個
  • リングスリーブ(中)1個
  • 差込型コネクタ(2本用)4個

※ホーザンでは使用する電線長さは総長で記載しています。
実際の試験では2本に分けて支給されることがあります。
(例)VVF1.6mm×2芯 2000mm(1000mm×2本で支給)

施工条件

・端子台は内部結線図に従って使用すること
・端子台の結線は次のように行うこと
・変圧器二次側の単相負荷回路は変圧器(T2)のo-v端子に結線する
・接地線は変圧器(T2)のo端子に結線する
・変圧器代用の端子台の二次側端子のわたり線は2.0mm(白)を使用する
・電線の色別は次によること
・接地線は緑色を使用する
・三相負荷回路に使用する電線の色別はR相:赤色、S相:白色、T相:黒色を使用する
・ジョイントボックス及びVVF用ジョイントボックスを経由する電線はその部分ですべて接続箇所を設け、その接続方法は次によること
・ジョイントボックス部分はリングスリーブによる接続とする
・VVF用ジョイントボックス部分は差込型コネクタによる接続とする

内部結線図

  • ①単線図と同じレイアウトで器具を配置します。
  • ②一次側の複線図を描いていきます。
    施工条件・内部結線図をよく確認して指定通りに描きましょう。
  • ③二次側200V回路の電線を繋ぎます。
    施工条件・内部結線図をよく確認して指定通りに描きましょう。
  • ④電線の色を指定します。
    施工条件・内部結線図をよく確認して指定通りに描きましょう。
  • ⑤二次側100V回路の電線を繋ぎます。
    接続点を忘れずに描きましょう。
  • ⑥電線の色を指定します。
    施工条件をよく確認しましょう。
  • ⑦ケーブルの種類を忘れずに記載します。
  • ⑧接続点に圧着マークを描き、複線図の完成です。
    実際に試験では、接続方法が指定されます。
    指示に従って、圧着接続箇所に記載します。

施工方法

【ノーカット版】

完成図