まずは、技能試験当日の流れをイメージしておきましょう!
どういう流れで試験が進んでいくのかを知っていると当日も落ち着いて試験に臨むことができます。
動画で説明していますので見ておきましょう。
受験票に記載されている試験会場をよく確認しておきましょう。
会場によっては広いところもあり、敷地の入り口から指定の建物まで結構歩く場合もあります。
試験会場をよく確認して、余裕を持った時間に到着できるようにしましょう。
試験直前まで練習に励まれる方も多いと思います。
ですが、練習に専念するあまり工具を机に置きっぱなしで忘れる…なんてこともあります。
過去には、マイナスドライバーを忘れてしまった…なんて受験者もいました。
工具セットの中身が揃っているかは入念に確認しておきましょう!
試験会場についてから試験開始までどう過ごすか決めておくのもおすすめです。
学科試験の時と比べて、技能試験の直前は何を見返すべきか迷いますよね。
ここではおすすめの3つをご紹介します!
試験中にど忘れしないように直前に最終確認しておくと安心です。
複線図を暗記しているからと安心はできません!
問題用紙に記載されている施工条件が、想定している内容と異なる可能性もあり得ます。
ですので、どんな条件でも対応できるようにリングスリーブの圧着マークを直前に最終確認しておくことをおすすめします。
試験本番では施工中に「あれ、この状態って欠陥だったっけ…」と自分の施工に自信が持てなくなりがちです。
一度疑問に思い始めると、修正に取り掛かるべきか…でも欠陥じゃないのに修正してしまったら時間がもったいない…と悩み始めてしまいます。
欠陥であるのならすぐにでも修正に取り掛かるべきですが、欠陥かどうか悩んでいる間にどんどん時間は無くなっていきます。
そうならないためにも、試験前にしっかりと欠陥の判断基準を確認するのをおすすめします。
ここでいう施工寸法は、ランプレセプタクルなど器具を結線する際の外装被覆/芯線被覆のストリップ寸法のことを指します。
練習中はスムーズにできていたのに、試験本番になると「あれ?この長さだったっけ?」と自分を信じられなくなることが多いです。
いつも自分は何センチでストリップしている、という風に練習中の感覚を再確認しておくと安心です。
この3つは、 電工試験の虎サイト ・ 電工試験の虎アプリ ・ハンドブックでそれぞれ確認することが可能です!
当日の確認と準備ができたあとは、緊張対策ができているとより万全です!
試験が始まった瞬間、緊張で工具を持つ手が震えた…という声も多く聞きます。
普段どおり落ち着いて作業できるように、緊張を和らげる方法をご紹介します。
会場には様々な受験者がいます。
ついどんな様子か気になってしまいますが、もちろん人によって使う工具の種類や対策方法は異なります。
自分と違うところを比較すると不安に感じてしまうので、気にしないことが一番です!
特に、試験開始直後にバチンバチンと電線を切る音が聞こえますが、焦る必要はありません。
「みんなそれぞれ作業手順が違うんだな~」ぐらいの認識に留めて、焦らずにいつもの手順・ペースで進めましょう。
緊張してしまった時はとにかく深呼吸しましょう!
深呼吸しながら軽く肩を回すと、肩の力も抜くことができます。
しっかりと深呼吸することで頭もリフレッシュでき、集中もしやすくなるのでおすすめです!
工具を持つ手が震えてしまうと作業がままならなくなってしまいます。
また、自分が緊張していることを視認してしまって、余計に焦ってしまうかもしれません。
手が震えたまま無理に進めるのではなく、10秒だけ工具から手を離し、机に手を置いて深呼吸をしましょう!